2011/10/08 (Sat) 「頑張らない」ということ。

　　最近、重めなテーマが多いんですが。





　　　物想う秋…だからかな。





　　　　今日朝、自転車こいでて、





　　　「頑張らない」ということについて考えました。





　　こうやっていうと、怠け者のような気がするのは、




　　　　やはり、ちょっと洗脳されているからだろうと思います。





　　　「人間は頑張らなきゃいけない」





　　その思いで、それでがんばって頑張って






　　　　　　　　　　　押しつぶれてパンクすると、人は鬱になると思いました。





　　　もともと、人間は「頑張るものじゃないんだ」とふと思いました。





　　　昔の日本の生活からして、




　　　お百姓さんは、日々、畑や田んぼの世話をします。




　　　「今日はこれぐらいまでやらなきゃ」というのはあっても、




　　　そこは、「ものすごく頑張る」というニュアンスとは





　　またちょっと違うのではないかと思いました。





　　そして作物ができ収穫する時も、特別押しつぶされるほど頑張ることでもなく、




　　　肉体労働的にみんなで協力しながら、地球からの恵みと日々の労働にに感謝して





　　一日の労働を終えるということ。




　　
　　こういう生活で、人はうつ病にはならないと思います。





　　　自然災害、干ばつや洪水や、台風・・・・




　　　それによって毎年の収穫高は変わりますが、




　
　　　　　　　　　人は、そこで頑張るというよりも、




　　　それを受け入れ、地球や宇宙に祈り、





　　　　　　　自分たちを生かしていただけるように、お願いをする。





　　少ない年は、少ないなりに。その収穫に見合った生活をして、その時をしのぐ。





　　　「等身大の生活」「身の丈」「足るを知る」





　　　恵みに感謝し、人間の力で制御できないもっと大きな営みに取り込まれている自覚、





人間の力など及ばない偉大なる「自然」に対する敬意、感謝を　感じる日常





そういうことで、人間は傲慢にならずにいられ、





また、そういうことがあるからこそ、何事もない平和で平穏な日々、




　　
　　順調に無事に収穫ができた時、そういうともすれば当たり前と思える日常に、





　　　　常に感謝をし、生きていくという、



　　　
　　　　　　　　　それが本来の人の生き方なのではないかと、



　
　　思いました。



　
　　　自分で生きているというのではなく、「生かされている」という感謝。




　　　　
　　　　自分が生かされている、土壌、環境への感謝。




　　　もし、何かイベントがあったときはそれを受け入れ




　　　　　真摯な気持ちで、自らの生活を見直し、鎮守を祈る・・・。





　　　　　　そこに、人間が「頑張る」という場面はありません。





　　　どんな日常も、感謝し、受け入れ、見直し、祈る。




　　　　　
　　　人間という、身の丈を知る。






　　　　　　　　それで、人は幸せに生きていけるのではないかと、





　　　　考えました。





　　　何かのイベント（トラブルと思うときもある）は、





　　自分に見直しを促してくれる、きっかけ。



　
　　　
　　　　　　　　　　事故、病気、けが、災害、トラブル・・・




　
　　　　すべて、自分に対しての、大きな何か（something great)からの





　
　　　　　　　　　ヒント、ギフト。





　　　　「この道は間違ってるよ」そういうサイン、




　
　　　　　　　　　　　かもしれないから、



　
　
　　　　　　　そこで頑張ってしまうと、せっかくのサインを



　
　　　受け取れない。




　
　　　　　そのイベントを受け入れ、力を抜いて、助けを求め、




　


　　　　　　　　　　　人のありがたみ、つながりのありがたさを



　　
　　　　　　　きちんと感じる事。



　
　
　　　　　　　　　がんばって頑張って、我を張って



　
　
　　　　　　　　　　　無理やり押し通してしまうと、



　
　　
　　　　　　　大切な人や、ことが、



　
　　
　　　　　　　　　自分の周りからはじかれてしまう。




　　　　せっかく、「生きてることは自分だけじゃない、



　


　　　　　　　　　　　　　　自分一人の力で生きてるわけじゃないんだ」ってことを



　
　
　　　　知れるチャンスを、



　
　　
　また自らつぶしてしまう。




　　
　
　　　　　　　　　　　　「がんばる」ってことは、



　　
　
　　　　　　　　　　　　そういう「勘違い」のまま、我を張り通すことなのかな。




　　　だからそのあと、もっと大きなイベントが起こる。



　
　
　
　　　　　　　　　　　　思い知るまで、その繰り返し。


　
　　

　　　だから、我を張り通してると、自分も周りも疲れるよね(笑)



　　
　　
　
　　　　　　　　　　　それは、合ってないやり方なんだから、



　
　　
　　　あなたに合ってない道なんだから、見直しなさい。



　
　　
　
　　そういう声を聞くためにも、



　　
　
　　　　　　　やっぱりニュートラルに、





　
　　　　力を抜いて。



　　
　
　
　　　　　あるがままを受け入れる勇気と、向き合う度量。





　　それを自分に「力」として、つけていくことが大事だと思いました。




　　それは「頑張る」ということとは、違う気がする。





　　歯を食いしばるというより、どっしりと地に足をつけて立つ、





　　揺るがない自分の存在の自覚。




　　　　　　　　　　そういうイメージ。





存在の確立。





　　
自分という存在に対する自身の絶大なる称賛。





すーっと行けること、特に障害なくやれることが、



　
　　
　　　　　　　　　きっと、合った道。


　


　　　私たちを生み出した、宇宙が応援してる道。





　　　　　　　　　プラス、その道は使命だと思うけど、苦しすぎるのは、


　　
　

　　
　　　　　　　やり方があってないの。

　


　
　　　　　　もっと、力を抜いて、我を緩めなさい。




　　そういうメッセージ。




　　
　　　　我欲（自分だけに関わる欲、プライド）を張りすぎている、





クリエイティブであることを放棄している、





　　　慣れていることに固着しすぎるのは、ただの‘怠慢‘。




　
　　　　　　　　　自分の知ってる範囲の狭い世界に固執しすぎてる、






　　　　　　　　　　　　見聞を広げようとしてない、柔軟性を欠いている、




　　　そう、「頑な（かたくな）」ということ。





　　
　
「頑張る」のは「かたくな」な状態を「張り通す」ということ。






　　　　　　　　うーん。これはよくないですね、きっと




　　　
　　言葉にしたら、自分自身もすごくよく理解できました(笑)
　　
　　
　

　　　こういう状態は、きっと宇宙を味方につけられないでしょう。




　　　　自分のやっていることが、自分のためだけでなく、




　　　　周りのすべてに感謝して、起こるすべてを学びとして、




　　　　　　　　　そうすれば、人は、きっと「生かされる」




　　　力を抜いて、気持ちよく、周りにも優しい気持ちで、



　　　
　　　　　生きている状態を、自覚できる。





　　　　　　　　　それが、きっと、心が十分と満たされた





「しあわせ」ということでは、


　

　
　　　　　　　　　　　　　ないかと思いました。
　　
　



　　　　幸せは追い求めるものではない、




　　

　　　　　　　　　　　　　　今を何事もなく無事に





家族もあり、友もいて、自分の選んだ仕事についていて、五体満足。



　　
　　　　　　　　　そういう今をしっかりと感じることが



　
　　　　　　「しあわせ」に至る。ということ。




　　　そしたら、やっぱり「頑張る」という場面に遭遇しない。





　　今日の朝、そう思いました。




　　　
　
　　　「私は、ウルトラしあわせ者だ！！！！！！」と。





　
　　
　　　　　　　　　いろんな解釈の違い、考えの違いはあるかと思うけれど、



　　　　
　　
　　　　私はこういった理由で、




　　「頑張らない」生き方を選択しようと、



　　
　　　　心に決めた、朝でした。