2011/11/17 (Thu) 「家政婦のミタ」。

　



　　　　「家政婦のミタ」がすごい視聴率らしい。



　　　
　　　　私も昨日観ました。急いで帰ってみました。




　
　　　　　　なんとなく観たわけではありません。




　　　・・という感じに、人を引き付けているのだと思います。




　　　　無表情の人って、日常はあまりいないから





　　　　すごく特異な雰囲気で、凄味がある。





　　　怒っているわけでもないのに。





　　　　松嶋奈々子さんの演技力もあると思うけど。





　　　そして彼女が何の思考のしがらみもなく、





　　　家族のそれぞれの、すべての要求を「承知しました」って引き受けるのは、





　　　　愛なのか、思いやりなのか、思考停止なのか、無責任なのか・・・。





　　　そのミステリアスな存在に、観る私たちは好奇心をそそられるのだと思います。




　　
　　　　今までのホームドラマとは、やはり違う、




　　　赤裸々な感じがいいのでしょうか。




　　　
　　　　ミタさんが行動することは、結果的にはその要求した人の闇を、






　　　表面化させることになって、その結果に本人も驚き、





　　　　巻き込まれた周囲の人も驚き、そして解決に至るきっかけをつかめる。




　
　　　非情に思えるミタさんの行動によって、





　　　自分がどれだけ非情なことを考えて、お願いしたかが表面化して





　　　本人が反省する。





　　　そういう感じがなんだか「神さま」みたいですね。





　　　そして、「人とのつながり」とか、「家族」とか考える。




　神様が、愚かな人間をそうやって教育する…というような感じです。





　　　観ててそう思えました。




　　　また昨日のも視聴率が高かったようです。




　　　時代を表しているのでしょうね。




　
　また来週も観よーっと。