2009/09/15 (Tue) ココシャネル。

　　　　　　映画「ココシャネル」を観た。




　　　　　　　　　　　　シャーリーマクレーン演じるココは、




　　　　　　　　　　　　　　　　すいも甘いも知り尽くし、



　　　　　
　　　　　　　　運命に翻弄され、運命を生き抜き





　　　　　　　　　　　　　　　　　　凄みさえたたえる孤高のクリエイター、




　　　そして。



　
　　　　　　　　　　　　　　数奇な人生を経験したエレガントな一人の女性。





　その煙草をすう姿は、とても印象的。　　




　
　　　　　　　　　　　　　　　エレガントとは、「コンサバ」ではないのだ。




　挑戦的であるが、品があり、謙虚。　





　　　　　　　　　　　　　　自分が何者で、何をすべきかわかっている。





　
　　　　　　　　　　　　そのスタイルが、シャネルそのものだ。






　　　　　　　　　美しさは女性の「武器」であり、



　
　装いは「知恵」であり、



　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　謙虚さは「エレガント」である　　　　　by   シャネル　
　
　　




さすが。






　　　　　　　　　　　　私は、「シャネルNO.5」が大好き。





　　　　　　　　ここぞという時には、必ずこれをつける。




　
　　　　　５月５日うまれの香水だという。　私に縁がある。





　　　　　　　「香水をつけない女性に未来はない」　　　　　by シャネル





　　　　　　　　　　　　　　　　　シャネルは、女性としての幸せを何度も願ったけれど、




　　　　　　　神様はそれを与えなかった。




　　　　　　　　　それほど、大きな役割を担って




　　　　　　　　　　　　　この時代に彼女は生まれてきた。




　　　　　　　戦争が起こり、世の中の価値観が激変するとき、



　
　　　　　　女性に求められるものも、女性自身の意識も変わらざるを得ない時代に




　　　　　　　　彼女はその象徴として、




　　　　　　　　　　　　　　　　新しい時代の女性のスタイルをつくり、




　　　　ココの生き方自体が、革新的な女性の一生のモデルとなった。




　　　　　　　　　　　　　「時代が私を待っていたの、




　　　　　私はただ生まれさえすればよかった。



　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　時代は準備完了していたのよ」　　　by  シャネル




　かっこいい、ココ。




　でも、それは最愛の人との別れなど、




　　　　　　　　　栄光の陰に、どれだけつらく切ない思いがあったことか。




　　　　今の年齢になって、




　　　　　　私にも少しわかるような気がします。




　　　　　　　　　　　　　　　それを乗り越えての、歴史的な功績。




　
　　　　　　本当に偉大な女性、ココ。





　　　　　　　オドレイ・トトゥの「ココ・アヴァン・シャネル」も





　　　　　　　　　　　　　　　絶対観なくっちゃ。