2012/02/03 (Fri) 自分を出せる、ということ。

　　　この前、大切な私のお友達から



　　
　　　　サロンに予約の電話がかかってきました。




　　「みか、この日にカットとトリートメントお願いしたいの。」




　　　「うん、わかったよ。それにしても久しぶりだね




　　　　元気だった？」



　　
　　　と、私が聞いたら




　　　「ううん。」　　と、彼女は速攻答えた。




　　　私は今まで、「元気？」って聞かれて



　　
　　　　「うん、元気だよ！」とか、「そうだね、まぁボチボチかな」



　　
　　　っていう答えを自分もするし、きくのもそうで、




　　　　　大人になってから「元気？」って聞かれて




　　　　「ううん、元気ない。」って即答する人、




　　　　　初めてかも（笑）




　　それで、ちょっとほころんだ。




　　　
　　　　　正直なひとだ。




　
　　　　「ううん、って、わかりやすいなー。元気ないの？」





　　　　「うん、ちょっとねー、正直言って元気なかったな」



　

　　　　そうなの、大丈夫？




　　　私も素直に聞ける。




　　　　「うん、なんとか。」




　
　　　　　そっか、まぁさ、いろいろあるよね、




　　　　　　　　無理せずいこうよ。




　　　　　本当にそう思うのです。



　
　　　そうだよー、元気ないときもあるさ。





　　　　　そういうのを、素直に出せるって、やっぱり魅力だって




　　　　思いました。





　　　しょんぼりの時は、しょんぼり。




　　元気な時は、にっこにこ。




　　　それが自然なんだろう。





　　　　少なくとも、気を許せる人の前では、そうであって、いい。





　　　　　家族や、友達、恋人・・・。社会的な付き合いじゃない人の前では。





　　　　　大人であろうとすると、




　　　　元気ないときでも、元気なフリ、しなくっちゃならない。




　　　　それが、ずーっとだと、心をなくしちゃう。




　　　　　自分でも、わからなくなっちゃうの、今、どんな感情かって。




　　　　　そういう、大人、けっこういるよね。




　
　　　　仕事の時はそれが求められるから、そうでないといけないかもしれないけど、




　　　　　そうじゃない時が、きっと、ないといけないんだ。




　　　そのメリハリがないと、だんだん麻痺して、




　
　　　心がなにも、感じなくなっちゃうんだ。




　　
　　　　　　そうすると、いつでもなにやってても、




　
　　　ぽっかり心に穴が開いてる、質感のない無機質な毎日、





　　　　　　そんな空虚感が何をやっても埋められなくなる。




　
　　　 何をやってもつまらない、心から笑えない、





　　　　ずーっと、満たされない感じ。




　　　　目に力がなくなっちゃうか、とっても悲しい目の人になる。





　　何を観ていいのかわからない目に・・・。



　

　　　　自分を出せる人って、そんなつまらない自分にならないように





　　　本能的に防御してるんだ、きっと。




　
　　　だから自分を出してる人って、私の眼にはとても魅力的に映る。



　
　
　　　　　「心を麻痺させたりしない！！」って　必死に抵抗してる




　　
　　　　反逆児のように。




　
　　　　気骨を感じるなー


　

　　　いいよ、自分を出して、いこう。




　　　そういう関係、大事だもんね。