2010/06/02 (Wed) 退陣に思ふ。

　　　　　　　　　首相が辞職を決めた。





　　　　　　　　　　　最近の日本は





　　　　　　　　　　　首相が続かない。




　
　　　　　　　　　　　　　　　　・・・難しい。





　　　　　　　いろんなことが難しい。
　　　　　　　　　　　　　　　　　





　　　　　　　　　　　　　　そういう意識はないとしても、






　　　　　　国家としての理念信念をはっきりさせず、






　　　　　　その場をしのぐ場当たり的なことをで






　　　　　綱渡りのような外交や政策を続けていると、





　
　　　　　　　国際的に地球規模でいろんな状況が変わりだしたときには






　　自分たちの国をどうカジ取りしていくのか






　　　　　　　　　　　　　　いろんなことが複雑になりすぎて







判断基準がなくなっていることに気づき、







　　　　　そういう時点でもう遅く、






　　　　　　　　あっちを立てればコチラがたたず、






　　　　　　　手に負えない状態になってしまって





　　　　　　　　　　　　　　　誰にも収集がつけられなくなる。






　　　　今の誰々だからできないとか、






　　　　　　　そういう問題ではない。






　　　　　　　　そういう絵図らのような気がしてならない。





　　　　　　　　　　　　どういう日本にしていきたいのか。





　　　　　　　　どういう日本でありたいのか。





　その価値判断に基づいて国をつくっていく、運営する、






　国際社会の中で主張する、国交を結んでいく。






　　　　　　　　それを決めていくのは、国民だ。






　　　　　　　　政治家も含めてすべてのこの国に住む人々だ。






　　　　　　　　　　　そういうことを「国家」としてまとめて形にしていく。






　それが国づくり。





　　　　　　　
　　　　　　　いろいろな意見があるのは当たり前で、







　　それを国家が繁栄していくほうにまとめて、実行していくこと、





　　　　　　　　　　反対意見をも説得していくこと、






　　　　　　　　それが「政（まつりごと）」だろうから。





　　　　　　　　　　国土を開発整備して、税金集めのシステムを作って





　　　　　　　　　　利権を奪い合って、権力を誇示するのが





　　　　　　政治家ではない。





　　　　　　　　　　　　　地域の代表として、





　　皆の意見をまとめ、啓蒙し、先導して「国家」という人格を形成していく。






　短い期間では、絶対ムリなこと。






　　　　　　でも、やめてしまう。






　　　　　　　　　　　　　　・・・組閣したときの想いは、





　　　　　　　　　　どうだったのだろうか。





　　　　簡単になんていくわけはないと






　　　　　　　　わかっていただろうに。





　　　　　　なのに、すぐにやめてしまう。





　　　　　　　　・・・やはり信念がない、






　　　　　　　　　　　　　　　のだろうと思う。