2009/07/04 (Sat) かれは、しあわせだったか。

　マイケル・ジャクソンの死後、



　
　　　　　　　いろいろな報道が流れている。



　
　　　　人の人生には本当にさまざまなドラマがあり、




　　　　何がその人にとっての幸せだったのかや、



　　　　　
　　　　　本当のことや本当の気持ちは




　　　　　　　　当の本人にしかわからない。




　　　　　　だから、全く関係のない人たちがとやかく言うことではないけれど、



　かれはスターだったから、




　いろんなひとが、とやかくいってる。




　　　　外国人だし、日本人の私たちとは価値観が違うのかも知れないけれど、




　　　　　　　　　　それにそこばかり取り上げて報道している番組制作側のセンスかもしれない。




　　地元ではもしかしたらもっと報道の内容も、扱われ方も




　　　　　　　　　　　　　　　違うのかもしれないけれど。




　　　　　普通に私たちが目にする今の報道を眺めていると、





　　　　　　　　それをあつかうにんげんの




　　　　　　　　　　本当にどれだけ「人として」のセンスが悪いコトかと、




　　　　　思う。




おもいやりを、かんじない。




　　　　スターが死んだら、話題はほとんど「財産」「遺産相続」・・。




　　　　　　　　　　旬の話題としても、




　　　　　　　　　　　それにしても、それしかないものか。




　　　　　　暇なんだなー。




そんなの、ほかの人には関係のないことなのに。




　　　　マイケルさんの養育に参加する訳でも、財産が分与されるわけでもないのに。




　　　　　　
　　　　　　彼の数奇な人生は、




　　　　　　　　　　天から与えられた類まれなる歌やダンス、パフォーマンスの「才能」によって、




　　より波乱に満ちたものになったことは、明らかで。




　　　　　世界中の何万という多くの人々に与える感動や影響の大きさを、




　　　　　　　　　その使命を背負って生まれてきた彼の





　　　小さな一人の人間、個人として背負わなければいけなかった彼の重圧は





　　多分誰もわかりえない。




　　　　　　いろいろなスキャンダル、謎に満ちたプライベート、




　　自分の容姿や生い立ちに関する深い深いコンプレックスとトラウマ。




　　　　
　　　　　　　　光と闇。




　　その対極に翻弄され、苦悩し、駆け抜けた短い今生。





　やはり、いろいろな意味で「選ばれし」もの、




　　　　　いや、




　　　　　　　　　　　本当は、自ら「選んで」降りてきた生。　　　　　　　　




　　　　　いろいろ経験し。





　　　　「人」というものを知ったのだろうか？
 


　
 
　　　　　　精神の重圧の代償としての、物質的な豊潤。




　　　　　　
　　　　　　彼が幸せだったのなら、




　　　　　　　　　　　　　　　　　良いのだけれど。。。




　人は、かならず生まれてくる時点では、




　　　　　　魂の「幸せ」を目指して生まれてくると、聞く。





　　　　　　ほんとうのところはわたしにはわからないけれど、





　　　　　　　　　　　　　　　かれがしあわせだったのなら、




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　いいのだけれど。。。