2012/01/10 (Tue) 「`Time ` is `money`」・・？？。

　　　　今日は、ちょっと今までにはあまり語ってこなかった



　
　　　　　「お金」についてデス。



　　　　
　　　　今現代の「お金」というものは、





　　　価値を数値化したもので、




　　　　　その価値を普遍化して、交換単位の基準を統一するための




　　交換手段である。




　　　お金とはそういうもので、お金を使って交換するものが




　　　　「わたしにとって」どんなものか？ということで、




　　　　　うれしい、ワクワクする、手に入れたい！


　
　
　　　というものを手に入れられるから、




　　　だから、その感情が投影されやすい「お金」をみると、



　
　　　いっぱい手に入れたい、いっぱいあるとうれしいという感情が




　　　　わくのだともうのですが。




　　　今日考えました、




　　　現代社会は、「手間」や「時間」をお金で買うことができて、




　
　　　それをけっこうみんな無意識に近いレベルで、利用してて、




　　　でも、‘手間‘と‘時間‘をお金で買ってると、



　
　　それに気づかず、ずっと買い続けてると、




　　　きっと、スカスカなものが出来上がると思いました。




　　　　・・・




　　　ちょっとわたし、うまく言えてませんよね？




　　　　改めます(笑)




　　　　‘手間‘と‘時間‘をお金で買い続けた結果は




　　もちろん時間は短縮されてますから、出来上がるまでには早くて





　　　　それなりに形は整っている。




　　　だけれど、その中身（内容）は、深みのないスカスカなものが




　　　出来上がってしまう…ってことですね。




　　　
　　　　なんでもそうですね、




　　　　モノでも、そして人間関係でも。




　　たとえばコンパに参加するとか、セミナーに出席するとか、




　　そういう「出会い」自体にお金を払って、その機会を得る・・というのは




　　　とくには「きっかけ」をお金で買った・・ということですから




　　　　今日のパターンには当てはまらないと思うんですが、



　　
　　　例えば、いちばんわかりやすいものでいえば「ファストフード」




　　　「インスタント食品」「レトルト食品」など。




　　これは、「手間と時間をお金で買う」商品ですね。




　　　　食事を考える時間と、作る時間と手間を「お金で買う」。




　　　よくわかると思います。





　　　良心的なものも中にはあるかもしれませんが





　　　そういうものは、きっとけっこう高いと思うんです、




　　コレだったら、作ったほうが逆に材料費的には安いだろう・・というものも。




　　　これこそ、「手間と時間をお金で買っている」ということですね。




　　
　　　こういうもの、わたし、どんなにプロが研究してつくったとしても




　　　やっぱりなんだか味気ないなー、って思っちゃうんですよねー



　

　　　　　　　お腹が膨れない・・・っていうか、



　
　
　　　　満足感が得にくい。って言うのが、いちばんしっくりくるかも。




　　　「わたし」のために「時間」と「手間」をかけて





　　　　作られたものじゃないから、




　　　なんだか、形状は非常に優秀なんですけど、




　　　　　中身（内容）が、希薄・・





　　　「気」が抜けてるんですね、きっと。




　　　　機械は「気」を入れられないから」






　　そう、そういうことです。




　　　「手間」と「時間」を惜しんだものは、




　　　「気」がはいってないものなのでしょうか。



　
　　　それは「お金」では買えない。という。




　　　
　　　　　人の「気」はお金で買えない。


　
　
　　　　やっぱり人と、人との実体のやり取りがあって



　　
　　　　初めて、そのもの本来の「気」が入るのでしょう・・



　
　　　　と、思いました。



　
　　　　人間関係でも、一緒です。




　　　　　簡単に、「手間」と「時間」をかけずに



　
　　　お金を払う、何かを買う、何かをあげる、




　
　　そういうことで、本当に力強い人間関係は



　
　　
　　　作れないと思います。




　　　　　教育でもそうです、




　　　子供でも、職場でも、「教育」が起こるところ、





　　自分が楽をするために誰かにお金を払って


　
　
　　　自分の「手間」と「時間」をかけることをお金で代えようと、





　　　それをし続けると、きっとその人との人間関係は




　　育たないと思います。


　

　　　信頼関係ができず、いざというときに崩壊するような




　
　　　もろいものになると、そう思うのです。




　　　まぁ、それも学びなのですが。





　　じゃ、専門家にお金を払ってやってもらうことがいけないのか？


　

　　　そういうことではありません、



　
　　　　専門家には「手伝ってもらう」のです。



　
　
　　　　実際は、自分がその人に向き合って


　

　　　　
　　　　一緒に考え、まなび、時間を共有する。




　専門家の手伝いは、ある意味「ツール」です。




　　　　恋人との関係も、きっとそうではないでしょうか？




　
　　　　　じっくり向き合う「時間」と「手間」をかけることなく





　　　　会えない時間を、プレゼントや、お金で埋めようとしても、


　


　　　　きっとそれは埋まりません。





　　　　手段がなければ、それをするか、してもらうしかありませんが、





　　それはきっとぽっかり空いた穴を、強調するばかりで、





　　　余計に悲しい気分になってしまうことでしょう。



　


　　　私たちは、勘違いしてはいけません。





　　　　お金ですべてを買うことはできません。





　　　交換できないものがあるのです。




　　
　　　　主体は「自分」という実体であり、



　　　　　
　　　
　　　　その「実体」が使う「手間」や「時間」こそが




　
　　どんなモノ、お金、にはとって代えられない




　
　　　「この世で一番価値のあるものだ」と。





　　　　よく知らなくてはいけません。





　　　　知らないうち、気づかないうちに、




脆弱で、中身がスカスカなものを育てるために、




　　　いっぱいいっぱいお金を使っているかもしれないですから。







　　　　　「もったいないわー」




　　　
　　　　　　ですよね☆