2010/12/02 (Thu) さみしい子からの脱皮。

　　　海老蔵さん、




　　　　　　　　大変でしたね。




　　　　　　　これからも大変なことが（法的に）しばらく続くかもしれないけど、





　　　　　　　　　　　　　今回のこの報道を見てて、




　　　私は彼が、今までの人生の過渡期を迎えて、





　　　　　　　　　　　また新しい人生のステージへと変貌を遂げる、




　　　そういうきっかけの事件なのではないかしら？




　　　　私はそう思えてなりません。




　　　　　　幼少のころから、彼はとてもさみしい子だったのですね、きっと。




　　　　　　　　　　　プリンスではある、跡取りではある、




　
　　　　　　　将来有望な歌舞伎俳優ではある。




　　　　　　　でも、一人の男の子として




　　　　　　　　　　　ちゃんと向き合ってもらったっていう




　　　　　　　　　　　　実感が少なく育ったのではないかと思います、




　　　　　　　　　　　　　わかりませんが。



　
　　　　　　　　　梨園の世界、ご両親がやはり忙しいかったでしょうし。





　オトナや周りはちやほやしてくれるけど、




　　　　　生身の感情ある人間として




　　　　　　　　　　　　　しっかり受け止めてもらったっていう実感が




　　　　　　　　　　　　　今まで少なかったんじゃぁないかしら？




　　だから、さみしくて、




　　　　　　悪い子達と付き合うようになったり、




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　女性とも、一人って決めて





　　　　なかなか付き合えなかったんじゃないかしら・・




　　　　　　　　　感受性の強い、才能あふれる子だから




　　　　　　余計に荒れちゃって、




　　　大人になっても、誰も矯正してくれないから




　　　　　　そのまま、「お酒飲むと厄介な人」のままで




　　　　「芸の肥やしだ」とかいってかたずけられて




　　　　　　　真剣に「病院に行け」だのいってくれる人が




　　　　　　　　　　　　　　いなかったんじゃないかしら？




　　　　あの、息子のことを他人事のように淡々と話すお父様の記者会見を見てても



　
　　　そう思いました。




　　　　　　　でも、彼はステキな人と結婚できて、




　
　　　その人と、自分が育ってきた家庭とは違う家庭をつくりたいと





　　　　　　　　　　思っていたとするならば。




　　　　　　　　　ならば、今まで長く付き合ってきた自分の‘闇‘の世界と




　　　　　　決裂しなければならないときが




　　　　　　　　　　　　いつかやってきて・・・



　　
　　　　それが今回のこの事件、




　　　　　　きっかけなのではないかと思うのです。




　　　今まで関わってきた‘闇‘の世界、




　　　　　　　　　長くて深いほど、




　　　　　　　　　　　そこから脱出するときは、




　　　相当の力が働くのだと思うのです、




　　　　二度と戻らないためにも、





　　そしてそこに安住していた代償としても、相当の痛みを。




　　　　　　　それが今回の痛み。



　
　　　　　　　　　　そしてその顔に残る傷跡は




　　　　　　　　　　それを一生忘れないための刻印。




　　　　　　　　　つらいけど、大変だけど、




　　きっと乗り越えて欲しいと思います。





　　　　　　「さみしい子」からの脱皮。




　　　　自分の人生を、これから「あたたかい家庭」を築き、





　　　　歌舞伎人としての肩書きではなく、





　　　　　　　ちゃんとした一人の人間、





　責任あるオトナとして生きることを決意することで




　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　今までの半生を、癒していく・・・





　　　　彼は、それが出来る「器量」を持った人だと




　　　　　　思います。




　　　あそこまでの、眼力。あそこまでの丹精さ。




　　　　　　　　　　　凡人でないことは明らかです。





　　　　　　　　大変な「脱皮の儀式」を経て、



　
　　　　　　　　彼が再生（REBORN)することを




　　　　　心から応援します。




　　　　　　　　　幸せに。





　　　　　　　　　がんばれ、海老蔵さん。




　　　　　　　　　　　「さみしい子」から、




　　　　　　　　　　　　　　　脱皮しようね。