2008/06/27 (Fri) コレに夢中。

 

 

最近、本屋に久しぶりに行って

　　　　この漫画の存在を思い出した。

　　

　「真剣勝負の男」の話。

　　

　　　　　　　

　宮本武蔵伝

　　　　　　　　　　「バガボンド」

　　チョー好き。

　　　　　　　　　　　だーいすきな漫画。

　　　

もしかしてあなたも、知ってるひとり？

 

　　　もしかして好きですか？？

　　いいですよねー、

　　　本当にかっこいい。

知らないあなたには、

　　　　是非オススメします！！

　

　コレは、

 

 

　　イツ読んでも、感動する。

　　

　　　感心させられる。

　　

　　　これは、本当に総合芸術だ。

　

　相当「絵を描く力がアル人」ですよね。

　デッサンが正確。

 

 

 

　人物が、超リアル。

　しかも、絵の一本一本の線に

　　　　　魂を感じる。

 

簡単に書いているようで、

　

　

　　抜群のバランス感覚。

　　　　センスが良いとはこういうことだろうと思う。

　

　　その才能に惚れ惚れする。

　　その才能に触れているだけで、

 

　　　

　　幸せ。

　　一巻から、全部持っている。

　

　私が・・・本当に珍しい。

　　「蒼天航路」　　　（←　知ってます？コレは超マニアック）

　　　　　　　　　　と、「バガボンド」だけです。

　しかし、しばらく忘れてて

　この前久しぶりに見つけたら

　　もうはや、２８巻まで出ていた。

そうか。

 

 

確か、２４巻までしか買ってない・・

 

　　

　単行本は年に２回くらいしか出ないから

　すっかり忘れてた。

　　　　　　　

もちろん即買い。

　　　オトナ買い。

　

やっぱ、いい。

　　いいものに触れるって大事。

　

　武蔵は、どこまでも「ストイック」だ。

　　剣の道に生きる男。

　そんな男を好きになった女性「おつう」

　　切ないなー。

　　　武蔵にとっては「心のささえ」

　　　　　　　　本当に必要な女性だけど、

　　「おつう」にとって武蔵は　

　　　　　　　　　想いの届かぬ相手。

　　

　　

受け入れてもらえない「相手」

　　わかってる。

そばにいても、遠く離れていても、

　結局「私」を見てはくれない。

　　彼の視線は「私」を通りこして

　　　　はるか遠くを見つめてる。

　

なぜなら、

　彼は、「剣に生きる男」だから。

　　大志をもった男、

　　　　ひとつの道に生きることを決めた男、

　　その真っ只中をいく時代をともにする女性は、

　　切ない。

　　　でも、

　そんな男だから、

　　「おつう」は、「武蔵」を愛しているのだ。

そして、ひたすら、

　　　待っている。

　そして、武蔵も、「おつう」を愛している。

　　

　　心には、いつも「おつう」がいる。

　しかし、剣に生きる身の上、

　　

　　

　　　いつ死ぬかわからない今、

　　　　おつうを縛ることは出来ない。

　だから、一人を選ぶ・・・

　

　非常にストイックな男性の

　　典型的な考え方ですよねー。

　　

いつ死ぬか分からないからこそ、

　　女性は一緒にいたいと思うもの。

　　　　少しでも、そんな彼を近くで支えたいと、

　　思うものじゃないですか。

　　　でも、そのすれ違いが、

　

　　今も昔も、

　　　　変わらぬテーマ、

　

　　それが「男と女」。

お互いは、お互いを必要とし、

　　　　　　想い合っている。

　しかし、お互いを思いやるゆえ、

　　　　一緒にいられない。

　　この矛盾。

　　　　　

　　

コレが恋というより、「愛」ですね。

　

　武蔵の、剣に生きる姿、

　　多くの剣豪との命のやり取りも

　　　　　　さることながら、

　　　この二人の関係も、

　　　　興味深いところです。

　　　

　　

　どうなるんだろう～

　　うー、

　　早く続きが読みたいっ

　　

　　

　　　読書の初夏。

　

　

　　　スッキリストーリーを読んで、

 

　梅雨をぶっ飛ばしましょー