2009/11/28 (Sat) 地に足をつけて。

　　　　　私の敬愛するトムフォードがVOGUEのインタビューで話してた。




　　　「ラッキーなことにボクは物質的な面で




　　　　手に入れられるものことごとく手に入れたけれど、




　　　　　　　　　　　なぜか１００％幸せではなかったんだ。




　　　　　　　　人生においてもっとも大切なことは、




　　　　　　今を生きることや他者との関係を理解することだと思う。」




　「ボクは元来スピリチュアルな人間で





　　　　　　　　　　　　内なる声とか直観に導かれて人生を歩んできた。




　　　　　　　ただあるときふと、長い間自分のそうした精神的な面を


　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　ないがしろにしてきてしまった事実に気がついたんだ」




　　　　　　　　　　　　　自分の生きる人生において



　　
　　　　　　　　　　　　　　　どんなことを大切にして生きていくのか。




　　　　　　　　　大枠でも。




　　　　　　　　　　　　それはとても大切なこと。




　　　経済的に豊かだとか、楽しい毎日とか、




　　　　
　　　そういうこととは、また別で





　　　　　　　　　　それに気がついた人生は幸せだ。




　　　　　　　　　　　　　　　「何に価値をおいて生きていくのか」




　　　　　　　　　　　　　　　　　重要なことだけど、




　　　　　　　　　それを最初からわかっている人間なんていない。



　
　　　　　　　いろんな経験をして、いろんな想いをして




　　　　　　　　　気づいて、それから「作り上げていくもの」なのだろう。




　　　　気づいたら、というか「気づけたら」




　　　　　　　　　　　　　　　　　それに素直に生きていきたい。




　　　　　トム様は。





　　　　　　　　　　　　　いろんな思いをして、いろんなことを通して




　　　　今、それに気づいたんだね。




　　　　　　　　　　　それを、「悟った」という。

　　　　　　


「地に足をつけて毎日を生きる」




　　　　　　　肉体的にも、精神的にも。




　　　　　　　　深い意味を感じられる言葉だ。




　　　　　　　　　　　　　　　人として基本的なこと。




　　　　　　今を生きる。




　　　　　　　　　「今日」をしっかりと踏みしめて生きる、




　　　　　　　　　　　　　　　人生は、その繰り返しでしかない。