2010/04/09 (Fri) カラバッジオ。

　　　　　先日、映画「カラバッジョ」を観た。




　　　　　　　

　














　バロック絵画の先駆者である巨匠ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョの
　　　波乱に満ちた人生をたどる伝記映画。

16世紀イタリアの寵児であり、反逆児でもあった彼が、愛と芸術に情熱を燃やした日々を
描き出す。『ラストエンペラー』『地獄の黙示録』などで３度のアカデミー賞に輝く
　撮影監督ヴィットリオ・ストラーロが、カラヴァッジョの光と影の美学を精密に再現している。

　　　　
     先日発売された 雑誌Pen「キリスト教のすべて」に




　カラバッジョの絵画が数点載っていて




　　　　　あまりのリアルさに驚かされ、その才能に





　　　　　時間を越えてホレた





　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　才能に弱い私。





　　　　　　名前も印象深く覚えていたのですが、




　そしてたまたま帰りに通った「名演劇場」で




　　
　その名前「カラバッジョ」を見てびっくり！！





　　　　　　　　　　　　「そんなに有名な人だったのかしら？」




　　　　まぁ、世界的には有名でしょうけど（笑）





それにしてもいままでは少なくとも聞いたことのない名だったから






　　　　　　　　　　「えー？？何このシンクロ？？？」




　とサムボロ体験をして、その後よく知ったら





　　　　　今年は彼の「没後４００年」の記念の年だったという（笑）





　　　　だから、よく目にしたのね。




　　　　　　　　　
　「観に行かなくっちゃ！」






　アバターも観れなかったのにこれは観た(笑）





　　　　やっぱり観ようと思えば観れるんだ（笑）





　　　　　　　　　　　映画は、映画自体の出来としても




　　　　　　とても完成度の高いもので楽しめました。





　　　　　　　カラバッジョ、ハンサムだし。




　　　
　　　　　　　絵画的に天才的な才能を与えられながら、




私生活はめちゃくちゃなオトコで




　　　　島流しほどの犯罪（殺人）を犯し、最後も野垂れ死にするという破天荒な生涯を、





　　　　　伝記映画によくありがちな「かなりはしょったねー」っていう感じもなく





　　　　　　長すぎず、とても美しくまとめてあった作品でした。





　　やはり、監督の才能でしょう。





　　　そしてわたし、中世ヨーロッパの人物や生活を描いた映画とか、大好きだなぁ。





　最近特に、とーっても惹かれる。




　
　　　　なんだろうね、懐かしいのかな。





　　　　　　　　　　　短い期間でしかも、全国でも７つの映画館でしか上映しなかった




　　この映画。




　　　　　
　純粋で天才的な才能というのは、




　　　　　　才能紙一重でここまで破滅的な人物でもやはり





　　　　　　当時も今も、力ある人物に守られ世に出て、賞賛を浴び、





　こうして後世に残されるものなのだと。






　人間って、その才能って





　　　　　　　　　　　　　　　　本当にすごいものですね。





　　　　　　　それを目のあたりにしたい方へ、





　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　オススメです