2008/08/12 (Tue) 自信と慢心。

　






　　「慢心って何？」







　　　　　　　「慢心と自信ってどう違うの？」









　　質問を受けました。








　　「慢心っていうのはね、










　　おごり高ぶることだよ、







　　　傲慢になること、









　　　他者を見下した気持ちじゃないかな









　　自信は自分を信じる力だよ、








　　　自分を信頼する力・・・かな」








　　　慢心。








　　耳の痛い言葉です。







　　慢心しないように、自分を戒めることが大切。








　　しかし、自信を持って生きることも、とっても大切。







　　「セルフ・エスティーム」というらしい。








　　　自分の価値を正当に評価していること、








　　高ぶるのではなく、








　　卑下することなく、








　　「今の私」









　　「現状の私」を、








　　　ありのまま「受け入れ」て、









　　　評価すること。

　　　　　　　　　　　






　　






　私は、仕事の関係の人からはよく










　　「自信があるんですね」といわれる。










　　美容やサロンでのワークを語るその口調が









　　　　　　　　確信に満ちているからだろう、








　しかし、そんな時











　　　　　　　　　　　「あっ、気をつけなきゃ」と思う。









　　慢心していないか？











　　美容師として、私は‘まだまだ‘である。










　　それは、本当に心の底から、自覚している。











　　　　　すばらしい美容師は、この世の中に幾万とおり、









　　大先輩が、それこそゴマンといる。






　


　　私は、その幾万人といる中の本当にちっぽけなイチ美容師だ。











　　ただそれだけ。









　

　　それが当然事実であり、本当にそう心から自覚している。










　しかし、私は確かに「自信」を持っている。








　　このシゴトに対して。








それは間違いがない。









　それを正しく、伝えなければ。










　　他者を低く捉えているような表現になっていないか？








　　　　　コミュニケーションは、発信と受信だ。









　　　　　　　　　受け手に誤解を生まないように、








　　細心の注意を払いながら、言葉を選ぶ。













　　「そうですね。








　　シゴトに自信をもっていない美容師に担当されて








　　喜ぶお客様はいませんから、










　だから、私は、この仕事に‘自信‘をもてるように今までやってきた









　そういう‘自信‘はありますね」








　　と、答える。









　　この受け答えを客観的に聞くと、











　　　　　　　　　　　　　我ながら感心するほど










　　　　　　自信にあふれている。

　









でも、










　　だから、安くはない正当な料金をいただけるのだ。










　　そうなれるよう、青春かけて、











　　全身全霊でりくんできた結果の今であり、









　　　それは、獏大な労力＆時間がかかっている。









　　それは、決して易く（安く）はない。








　
　　その集大成・作品が










　　　　　　　　　今の「美容師　　mika」という








　　　　　　実体である。









私は、噺家でもなく、









　　　　詐欺師でもない。











　　技術者であり、美容師だ。













　　そこは、胸を張っていえる。









　　「間違いなく、料金以上のシゴトをさせていただだいております」と。









　　　　だから、正当な報酬を








　　　胸を張っていただき、









　　　またそれを元手に、「腕」や「自分」をさらに磨いて、









　　シゴトを通して還元させていただくのだ。








　一流のシゴトをするために。







　


　他者は、そこには関係なく。










　　やはり、自分との対峙だ。









　　　シゴトに対して、美容師として










　　　　　　　　　　正面向かって向き合っているので、









　　自信があるのだ。










　　自信の源は、ココだ。









　　腹をすえているのだ。














　　　シゴト以外の、私は、








　　　　　逆に心配性で、







　　恋に対してなんて、








　　　まさに「乙女」。









　　移ろいやすい、自分の感情に翻弄されて、









　　ほとほと疲れる。








　　自分に自信がなく、すぐに疑ってしまう。










　　悪いほうへ考えてしまう・・・










　　シゴトとは、まったく正反対だ。







　　

　それが今の私、








　　だから、今、私のテーマは。








　　　　　全人としての「mika」が‘自信を持つ‘









　　コトである。









　　自分を信じ、









　　人を信じる。











　　それを、勉強しています。









　「愛」を通して、










　　それを学んでいる真っ最中です。







　　シゴトは、とにかく集中して正面向かって







　　ごまかさず








　　　　　　　１５年やってきたから、








　　「自信」が出来た。

　　　　　








　　だから、それより、もっとスケールは大きいけど。








　　「mika」にも、きっと








　　
　　自信が　もてるようになると











　　信じている。










　　他者は関係ないから。












　　　自分を信じれる自分であるか・・・　








　　　自分をごまかしていないか？











　適当に扱っていないか？？









　　
　真正面から、








　　　向き合っていこうじゃぁないか。









  そう思っている私です。









　　　　「へ？？　　そんなこと？？」








　　って思う方もいるかもしれませんね。










　しかし、私にとっては、壮大なテーマなんですよ。










　　　「傲慢と自信の違い」ネット検索結果より。

 

『無価値感は　傲慢にならないようにと
アナタが自らに課した足かせ



傲慢と自信の違いに気づきなさい

自信とは
物的証拠があるなしに関わらず
自分のパワーを
自分には出来るということを　知っているということ

傲慢とは
自分を他者より優れていると見せたい欲望

アナタには出来るということを
今まで幾度も見せてきたのに
それでもまだ　物的証拠がほしいのですか？

目の前におきている事実
それをありのままに受け取れば
それでいいのです』

私はずっと　自分が取るに足りないちっぽけな存在だと思いつつ
同時に傲慢にならないようにと　自らを戒めていました
そしてそれを奇妙に思っていました
なぜなら無価値感と傲慢さは　一見して対極にあるものだから

本当に自分に自信があるということは
ありのままの自分で問題ないとわかっているということ
だからことさら自分を大きく見せようとする必要はないのです

自分に自信がないからこそ
必要以上に肩を怒らせ　横柄な言葉を使ってしまうのです

私はそうなることを恐れていた
だから無価値感を抱きつつ　傲慢にならないように自分を戒めていたのでしょう

自信は、
ある行動への準備としての努力の積み重ねと、
実際の行動の失敗を踏まえた成功の積み重ねから持てると思います。

自信は自分のことだから、他者は関係ないと思う。