2008/09/23 (Tue) グーグーだって‘やっぱり‘猫である。

　　　昨日、レイトショーで観た。









　　　　　　　キョンキョンは、わたしたちの「リアル」アイドルだった。









　　でも、　そこにいた「小泉今日子」は、










　　　　アイドルの「キョンキョン」では、









　　　　　　　　なかった。











　　存在感が、その役にぴったりで










　　　　選ぶ力を身につけて、










　よい年の取り方をされているなと









　
　　　　　うれしくなった。









　　きっと、いろんな想い、葛藤が、










　　今の彼女の糧になっているのだろう。










　　　表情が「老成」している。











　４２歳というが、









　　もっと年を取った人間の眼をしている。











　　　華やかさはなく、何かをあきらめたような眼。










　ソレが独特な空気感を漂わせていて、










　　アレが演技だったら・・・・










　　相当な役者だ。









　　　
　　でも、きっとアレは演技ではなく、彼女自身だ。
　　　
　　　










　　　　　　　　　何かを悟ったのかも知れない。











　　　　　　　　アイドルだったのに、









　　　　　　　　　　自然に老いていく姿も、











　　　躊躇なく露呈し、











　　　ある意味、ハリウッドの大女優とは違う








　　


　　　‘凄み‘の様なものをかもし出していて










　　独特の役者（表現者）だと










　　　　　　　　感心した。










　　　　　自信。








　　飾らない、‘素‘の自分に、









　　　　　　　　真っ向から向き合っている。









　　開き直っている。









　　そんな表現も似合う、








　　　　

　　そういう印象を受けた。








　　　　「キョンキョン、mikaサンみたいな髪型、してるんだよ」













　　ってきいて、











　　　　　　　　　　　　　　　「へぇー」











そして内容もいいって。






　



　　それで、観ました。










　　　　　　　よかった。　　　いい映画でした。




　　　




　　「メゾン　ド　ヒミコ」も、なかなかよかったけど









　　
　　　　　これも、よかった。









　　ところどころに大衆に媚びてるようなつくりがあって









　　　　　そこが結構スタンス的にかわいらしくて、









　　　この監督の特徴ですね。













　　　わたしも、ネコを飼っていた。











　　わたしの実家で飼ってたネコは、










　　　　　　　　　２０年生きました。










　　長生きだったので、











　　　動物のお寺で埋葬してもらうときに　表彰されました。











　　　　死んだとき、









　　　　彼女は、一番大好きだったわたしの母の腕の中から









　　　　　
　　　　旅立ちました。










　　最後の方は、人間の言葉がわかるになってたんだから。










　　　　　本当よ。











　　　母は、今でも、そう言います。









　　

　　きっと、全部わかってるんだ。











　　わたしたちのそばにいる「生き物」たちは。










　　人間は、他に余分が多いから









　　　純粋にわかりづらくなってるだけで、










　　本当はわかるもんだし、








　　　「言葉」が通じない、動物・植物は









　　私たちのこと、










　　本当に全部、わかるんだろう。










　　　　　一緒に生きてるんだ。











　　一緒に生きる運命で










　　　そばに来たのだろう。









　　　　

　　　あたたかい「塊」を、









　　　　　　腕に抱いたときの










　　　　　柔らかでしなやかな、









　
　　　あの「あたたかな塊（かたまり）」を、











　　　すごく









　　　すごく懐かしく、








　

　　　　　思い出しました。。。