2010/05/02 (Sun) 姉とわたし②。

　　　　　　姉は、昔からしっかり者で通ってる。





　　　　　　　　　　　　「お姉ちゃんは勉強するけど、




　　　　　　　　　　ミカは全然勉強しない」が、母のくちぐせ。




　
　　　　　　　　　　　　・・・自分的にはちゃんと勉強してたつもりなんだけどな。





　　　　　　　　　まじめで几帳面な姉は、いつどんなときも





　　　　　　　　　　いくつになっても「ポヤー」っと過ごしているように見える妹を




　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　いまでも心配している。




　　　
　　　この子は、ちゃんと生きていけるのだろうか。





　　　　　　　昔からそう思ってたし、いまでもそう思っていることが





　　　　　　会話をするとよくわかる。





　　　　　　　　「あんたも、もういい年なんだからね、





　　　　　　　　　　自覚を持って生きんといかんよ」





　　　よっぽど自覚を持っていないように見えているらしい（笑）





　　　　　　　　　　　　　プラプラと好きなことだけして、年齢的にやることもやらず、






仕事ばっかりして





　　　　　　　　　　　　　根無し草のように生きている様に見える妹が






　　　　　　　　　　彼女には理解できない。





　　
　　　　　　　　「からだも、がたっとくるんだからね。





　ちゃんと健康診断とか、受けなさいよ」





　　　　　母一人で育った私たち、





　　　　　　　姉は、「自分がしっかりしなきゃ」ってすごく思ってて





　　　私に親のような気持ちで接している。





　父親のかわり。自分がそういう役目を負うのだと、





　　　　　　　　　　　　そう思っている姉。





　　　　　　　　　年をとってからわかりました。





　　　　　普段は物静か。だけど私には口うるさい姉。　　





　　　　　　　無骨でやさしい姉。





　想いやり深い姉は、妹が危なっかしくって仕方ない。






　　　　　　　　「子供たちが寝たから、一人でシャンパン飲んでるよ」って。





　　　そうか、いい誕生日かな。





　　　　　　　　　　　　　　「そうだねぇ、ケーキも食べたし・・」





　　　　　　　　　それで、いろいろ話した。





　　　最後に、「こっちに帰ってくるときは、かならず連絡しなさいよ。




　
　　　　　　　　　　　　　　　　　子供たちも喜ぶから。




　
　　　　　　　私も会いたいしね。」





　一番自分が会いたいんじゃないの？（笑）






　　　　　わかりました。





　　　「体に気をつけてね、じゃぁまた






　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　おやすみ





　　　　　　　　　　　　ありがとう」





　　　　ありがとう。





　　　　　　　　　　　　　姉と話すと、





　　いつもあたたかい気持ちになるのはナゼだろう。





　　　　　　　　　　　　　　　・・・やはり　　「愛」　　





　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　かな。